愛すべきオミヤゲたち -布編2- <スリランカ・インド・フィジー>

さて、次はサリー特集。

色鮮やかなサリーはもちろんインドの民族衣装として有名だけど、隣国スリランカでも着られているし、以外かもしれないが、南太平洋に浮かぶフィジーにも数多く売っている。というか、インディアンシティであれば、世界中で手にはいるだろう。6mにも及ぶ布だけのサリーは、いろんな素材・柄があって、見ているだけでも楽しい。
 

スリランカにて スリランカにて インド・ケーララ州にて

左側二枚のサリーは、スリランカで母が私と妹に、と購入したモノ。どちらも素材はシルクで光沢が美しい。絹のサリーは高価だし、シワに成りやすいので、観賞用(!?)にオススメ。うっかり着用してこれをクリーニングするとなるとぞっとするので、着用にはポリエステルなどの素材で出来たサリーがいいだろう。

上段・右側と下段・左側はインドのケーララ州で購入したモノ。インドに行く機会は何度かあったが、サリーを買うような機会にはたった一度しかなかった。布好きな母のために購入したもの。今ではサリーも日本で手に入りやすいのかも知れないけど、当時はとても珍しいモノだったので、ほとんど時間がないのにお店に駆け込んで手に入れたモノだった。ちなみにサリーは下に長いパンツ、上には短いブラウスを着てその上にこの布をまとう。

インド・ケーララ州にて フィジーにて フィジーにて

右側の二枚はフィジーのサリー専門店で購入したモノ。フィジーでサリー!?と、あまりピンと来ない方もいるも知れない。元英国の植民地であったこのフィジーに、同じく植民地であったインドから、数多くのインド人が無理矢理労働力として連れてこられたという悲しい歴史が、この美しい島国にはある。

独立後、インド系の人々は持ち前の商才で、フィジーの経済基盤を作り上げた。あっという間に人口が増加し、今ではフィジー国民の半数近くがインド系の人々で占められている。おもしろくないのはフィジーの人々で、もともとゆったりと"南国"時間でやってきた彼らは、経済的成功を収めることが出来ず、事実上インド系住民の人々に経済的実権を握られてしまう。インド系住民の権力拡大を恐れたフィジー系住民は、インド系住民が土地を購入したり、政治に口を出せないようなシステムを作り出すが、それも近年の民主化で崩れつつある。南国の楽園というイメージが強いフィジーだが、こうした複雑なお国事情を抱えているのだ。

そんなフィジーには、数多くのこうしたサリー専門店や香辛料専門店がある。バーゲンコーナーでは格安で購入できるので、要チェック!

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