−中国一人旅−
 

二日目 故宮と王府井

<まおメモ>

旅程・・・一つ目のホテルをチェックアウト、その後歩いて次のホテル(ユース)に移動、チェックイン。その後故宮博物館(世界遺産)と王府井へ。夕方は天壇公園(世界遺産)を散歩。ユースホステル泊。
本日の出費、316元(\4,740)。
 

 朝食を遠くに食べに行くのは面倒だったので、ホテル内のレストランで注文する。あっさりとそばでも、と思っていたのに、出てきたのは超こってり油そば。胃がびっくりする、と思いつつもいただき、チェックアウトした。荷物はバックパック一つだ。フロントで「今日の宿泊はどうする?今日泊まれば半額でいい」という。半額かよ!!めっちゃ損した気分になったが、笑顔で結構ですと断り、ホテルを後にした。ユースのチェックインはいつでもいいよ、とのことだったので早めにホテルを出たのだが、バスでたった二駅なのに30分近くかかった。肩に荷物が食い込む。着いたのは9:00で、荷物を下ろし、故宮へと向かった。


故宮博物館(紫禁城)・・・天安門広場前からずーっと続いている巨大な博物館。明・清朝皇帝24人が居城としていた。中国を代表する建造物の一つで、世界遺産に登録されている。東西735メートル、南北960メートル、敷地面積72万平方キロメートル。建造物700余、部屋数9万9000、所蔵品数100万点。一つの都市が形成されている。
写真では大きさが伝えられないのが残念。あまりの大きさに息をのむ。 城内にはたくさんの建造物が。 巨大な天安門広場から。この門をくぐると、壮麗な紫禁城がある。


 故宮はバカでかかった。そう、最後の清朝皇帝溥儀も住んでいた、あの紫禁城である。今では博物館となり、人民に解放されている。時間はたっぷりあるので、思う存分楽しんだ。それにしてもでかいこと、でかいこと。重税をかけられた人民の悲鳴が聞こえてきそうだ。途中で昼寝もしつつ、おひるを食べに王府井へ向かった。故宮の最寄駅「天安門東駅」から「王府井(ワンフーチン)駅」まではたった一駅だが、これがまた、果てしなくとおい。王府井には「東方ショッピングセンター」という、これまた巨大なショッピングモールがあり、そのフードコートでお昼をいただいた。なぜフードコートかというと、フードコートならメニューが分からなくても、食べ物を見ながら注文できるからだ。ワンタンスープと、ごまあんを入れたおもちの周りにタピオカをくっつけて蒸した、見るからにおいしそうなお団子を注文する。ああ、至福のとき。しかし何とも落ち着かず、スタバに入ってしまった。コーヒーは9元もする。お昼代と変わらないのでびびる。(しかし、今冷静に考えると\135。)なのに、大勢の人々がコーヒーをのみに来ていた。お昼代と変わらないコーヒー。ここに中国の混沌が見られるような気がした。この周囲にショッピングに来るのは、おそらく成功したお金持ちだけだろう。モールに並ぶのは私にも手の届かない高級品ばかり。それを若い人々ががんがん買っていく。今、中国では車も飛ぶように売れているという。道行く人々はとてもオシャレで、私のような薄汚い格好をした人なんかいないのであった。それは、私にはとてもショックな出来事だった。ホテルの近くの裏路地に居る人々は、ここには存在しない。あまりにかけ離れた世界が、この北京にあまりに普通に存在していた。これだけの経済格差が広がっているのか、と実感した。一部が金持ち、というのはよくあることだ。これだけ多くの人々がお金を持っている、ということに驚いたのだ。日本は中国経済を甘く見ているきらいがあるのではないか。彼らはスゴいパワーを持っている、そんなことを四六時中考えさせられた。

 故宮の向こうには、故宮を作るときに不要になった土を集めたら山になってしまったという天壇公園があり、夕方はそのあたりをフラフラと散歩した。ここからは故宮全体が見渡せる。これを書いていて知ったのだが、故宮と共に、この天壇公園は世界遺産に登録されている。



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