アイスランド旅行記
−国道一号線の旅−
 

1日目・・・首都レイキャビックでさっそく温泉

<2/29日程>
Icelandair632便で、レイキャビックに6:40に到着。12:00にインフォメーションセンター前で知人と待ち合わせ。その後、買い物をしてレイキャビックの温泉プールへ。セルフォス泊。本日の走行距離は約60km。
 

 前日トロントを夕方に出発した私は、ボストン経由で2/28の早朝6:40にアイスランド唯一の国際空港・ケフラビック空港へと到着した。ボストンからはたったの4時間半で、なんだかあっと言う間のフライト。ケフラビック空港は木とコンクリートの内装でとってもおしゃれな空港だった。アイスランドというと火山と氷河ということで、なんとなく中南米あたりの空港を想像していた(特に意味はないけど(^^;)のだが、何ともヨーロッパナイズされていてびっくり。NATOにも参加してる立派なヨーロッパの一部だということをすっかり忘れていた(失礼!)。

 入国のスタンプは例のヨーロッパで使われてるシェンゲンスタンプ。何の問題もなく入国をすませた私は、空港で両替を済ませ、首都・レイキャヴィクに向かうシャトルバスに乗った。

*ちなみにこのエアポートシャトルバスは各国内線の発着時間にあわせて運行されている。ぼやぼやしているとおいてきぼりをくらうので、さっさと用を済ませたら空港を出よう。料金は片道1000kr.。

レイキャビックのダウンタウンから。風が強くて立っていられなかった。 ウワサのマヨネーズ。物価高すぎます。 アイスランドで初温泉!りゅさんとはしゃいで二回もスライダーに。


 レイキャヴィクに着いたのは8:20。まだ夜明け前の薄暗い中、ぜんっぜん町中ではない所(周りに何もない!)にバスは到着し、乗客は唐突に降ろされた。レイキャヴィク市内で滞在するホテルが決まっていれば、そこまで別の小型バスで送ってくれるらしいのだが、私の場合宿泊先がまだ決まっていなかったので、ここで無条件におろされてしまったのだ!夜明け前の町はずれで、ここがどこなのかも判らない。あー、どこに町があるの・・・、と途方に暮れていても仕方がないので、バスの運転手に「ダウンタウンはどこ?」と尋ねたら、「手段はタクシーしかないね」とあっさり言われる。あぁ、初日からタクシーなんか使って私の旅費は大丈夫なのかしら??と思いつつも、ポツンと待機している一台のタクシーに町まで連れて行ってもらうことにした。

 予定ではお昼頃にアイスランド在住の日本人の方と会うことになっていたので、それまで町をぶらつこうと思っていた。しかしそのためには、この肩に食い込むバックパックをなんとかせねば。BSI(長距離バス)の発着所で荷物を預かってくれるようなことを言っていたことを思い出し、運転手に「BSIの発着所はどこ?」と聞くと「そこ」とあっさりと指をさされた。ショック。タクシー乗らないでも行ける距離かも・・・(涙)。歩いて20分もあれば着くような距離に、タクシー代は830kr.、約1300円。ウワサ通りの物価高、ケンカを売られているとしか思えないこの値段・・・。まだアイスランドに着いて二時間も経っていないのに、もうこの後の2週間に一抹の不安を覚えた(トホホ)。

 BSIの発着所では利用する人しか荷物を預かってくれないかも、と事前に聞いていたがトライしてみようと、受付のお姉さんに預かって欲しいと申し出た。すると「もちろんよ、こっちに来て勝手に置いて」といわれ、少々びっくり。あ、いいんだ、勝手に置いて。番号札も何もなかったが、とりあえず預けてダウンタウンまで行くことにした。ちなみに引き取りに行ったときも「勝手に取って」と言われて、勝手にカウンターの裏に入って荷物を引き取った。おおらかというかいい加減とでも言おうか・・・(笑)。

 BSIからダウンタウンまでは徒歩で10分くらい。ダウンタウンにある池に、白鳥など鳥たちが優雅に泳いでいてとても美しい。すでに9:00近かったが、まだ日は昇っておらず、町はまだしーんと静まりかえっている。ここで大失敗したことに気づいた。BSIで朝食を取るべきだったのだ。お店はことごとく閉まっていた。うわーん、お腹空いたよう・・・。

 お店を捜しつつ、あんまりにもダウンタウンから見える山々が美しいので海岸まで行くことにした。ダウンタウンを横切ると、そこは漁港になっている。ちょうど朝日が昇りそうだな、と少し待っていたが、あまりの風の強さに吹き飛ばされそうになり、朝日を拝むのを断念した。10:30にもなるとお腹が空いてたまらなくなったので、再びダウンタウンに戻り、City Center内にあるインフォメーションセンターでいくつかツアーの資料と地図をもらい、近くにあるカフェで朝食にすることにした。ホント、値段のことをとやかく言いたくはないが、たかだかチーズとハムのホットサンドとコーヒーで1000円近くとは・・・。アイスランドの物価はホントに高い。

 朝食とスゴイ量のコーヒーを満喫し、冷え切った身体を十分に暖めた私は、先ほど購入したテレフォンカードを使って、会う約束をしていた知人・りゅさんに連絡を取った。このテレカ、1000kr.(約1600円)もしたのに、結局使ったのはこの時だけ。テレカ式の電話は普及しておらず、見つけられなかったのだ。絶対コインをオススメする。うぅ、きっと50円分も使ってない・・・。


 すばらしいアイスランドのホームページを運営しているアイスランド在住のりゅさんは私と同年代の方。初対面にも関わらず、なんだか10年ぶりの再会のよう。りゅさんの同居人、たいちょさんとも再会を喜び合い??、まずは「アイスランドの物価高を思い知らせてあげよう」と、お二人は私を5つくらいのお店に連れて行ってくれた。

 うぅーむ、これはホントに高い。何だか物価しか触れていないが(^^;、住んでいるお二人が気の毒になるほどだ。アジア食材が手にはいるというお店には、日本食材も少し売っていたのだが、マヨネーズが790kr.!!日本円に換算するとお二人が非常に可哀想になるので(^^;あえて換算はしないが、これでは生活するのは困難だろう。お二人が豚カツソースを自分たちで作っていると聞いて「やるな」と思っていたが、これでは仕方あるまいと納得してしまった。日本食材が高いのは海外だから当たり前といえば当たり前だが、他の食材も万事この調子なのだから困ってしまう。例えばさやえんどうは日本でなら100円で手に入りそうなパックが500円。しかも黄色く変色していたり、白菜やキャベツはところどころ腐っていたりカビていたりするのが普通。島国は一般に輸入に頼りがちで、特に野菜などは高くなる傾向にあるが、これはもう尋常ではない。

 さて、一通りいろんなお店(家具屋さんとか、雑貨屋さんとか)に行った後、今度はレイキャビックにお住いのもう一人の日本人の方とお会いすべく、レイキャビックの郊外に向かった。あいにく空は曇り、時々雨が降るような天候。お宅にお邪魔したのはもう夕方近かっただろうか、その方はおいしいおやつを用意して待っていてくださった。この後、彼女の通っている温泉プールに向かうことになっていたのだ。アイスランドは個々に数えても780もの温泉がわいているという、温泉好きにはたまらない国。「初日からとばしすぎ?」とりゅさんに心配されたが、疲れなんて何のその、4人で温泉プールへと向かった。

 アイスランドの初温泉は、広々としてキレイだった。ホットポットも39度、40度、42度と用意されていて、日本人好みの湯加減。サウナは「今地球から出てきました」というカンジのミストサウナ。あー、もう極楽〜。時差も手伝って、今日はぐっすり眠れるだろう。可哀想なのは運転をしてくれてるたいちょさん。彼は温泉に入ると疲れてしまうので、外で私たちを二時間近く待ってくれていた。この旅で10回近く温泉に入ったと思うが、この調子でひたすら待つことが続く。たいちょさん、ゴメンナサイ・・・。

 レイキャビック在住の方と別れた後、りゅさんたちの家がある南アイスランド最大の町・Selfossへと向かった。着いたのはすでに21:00をまわっていたが、たいちょさんが手際よくジャージャー麺を作ってくれた。女二人といえば・・・、温泉でいい気分、もう寝るだけといったカンジ。再びたいちょさん、ゴメンナサイ・・・。


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