ベトナム・一日目 【ハノイ着】

ベトナムの首都・ハノイへ向かう成田発の直行便は11:00発、15:25着。ハノイの空港から市内までは渋滞などで結構時間がかかるので、ホテルにチェックイン出来きたのは17:30を回った頃だった。

 

ハノイの空港からベトナム空港が運行しているというミニバスに揺られること45分、ベトナム航空のオフィスの前で乗客のほとんどを占めていたローカルな人々が下車し、さらに走ること数分。バスはいきなり一件のホテルの前で停車し、ホテルのおばさんが執拗に「ここに泊まれ。ツアーも安いよ、ここはシン・カフェだよ!」と薦める。シン・カフェとはベトナム中にある旅行会社なのだが、「ハノイには無数の偽シン・カフェオフィスがある」と某ガイドブックにあったし、そもそもシンカフェを利用する気もないので、「私はホテルも取ってあるし、ツアーも利用しないから私のホテルへ連れて行ってくれる?」と優しく断った。すると前方に乗っていた日本人らしきオトコノコがおばさんの手で強引に連れ去られようとしている。見かねて「彼も利用しないと言っているし、いいから早く予定してるホテルに連れて行ってくれる?」というと、「本来ならベトナム航空のオフィスでおろさねばならないところを、わざわざ連れてきてやったんだ。ホテルまで送って欲しいなら更に1ドル必要」と言われた。出発前にあれほど「ホテルまで連れて行ってくれるんでしょうねぇ?」と確認したにも関わらず、だ。たかが一ドルだが、空港から市内までの45分が2ドルだったことを考えると、完全になめられている。

夕食はベトナム風海鮮しゃぶしゃぶ!写真は二人前7万ドン、約490円。一人245円! ウワサの人形劇。前の方に座るべし!話の種に行ってみてくださいな。 宿泊したフックロイホテルの一室(シングル、$23)。

出たなやっぱり、と思いつつも、これ以上押し問答しても時間の無駄だと思い現在地を確認する。ホテルのあるハンガイ通りに近いハンチョン通りに居ることが分かったので、、「もういいわ、歩くから」といいミニバスを降りようとした。車掌?役のオトコノコはそんな私を見かねたのか、「ここはわかりにくいからハンガイまで連れて行ってあげる。ホテルへはそこから5分くらいだから」と言い、その交差点まで連れて行ってくれた。

それにしてもウワサには聞いていたがヒドイ。あれでは訳の分からない内に気が付いたらホテルにチェックインさせられてしまった人も多いだろう。公共の足とも言えるミニバスがあれなのだから、今度ハノイに行こうという人、心すべし。

それにしてもハノイって・・・。私は都市部にちっとも興味がないので今回もほとんどハノイで過ごす時間をとっていないのだが、イメージが「古都」だっただけに楽しみにしていたのでちょっとがっかり。あまりの排気ガス、人の多さに数分も歩いていられないほど。ホーチミンやダナンで何度も洗礼を受けていたのだが、ハノイは何となく「違う」ような気がしていたのに。

この町にベトナム戦争当時米軍に落とされた爆弾は8万トンにも及ぶという。そのすさまじい「北爆」から40年を経た今、ハノイはその面影を残さないほど復興し繁栄している。その反面、都市発展につきものの様々な社会問題も生まれている。あの排気ガスは間違いなく公害だし、排出されるゴミの量もすさまじい。ベトナムの人々の環境に対する関心はまだ低いのだろうけど、これでは今後真剣に取り組まねばならないだろうな、と思った。その思いは、世界遺産を訪ねるにつれますます大きなものとなっていく。



ホテルは「シルクロード」とも呼ばれる、その名の通りシルクのショップが軒を連ねるハンガイ通りの先、ハンボイ通りにあった。バッチャン焼きが多くおいてあることで有名なハンザ市場、おしゃれなショップが次々とオープンしているハノイ大教会などにも5分〜10分の距離にあって、立地条件は抜群。前日にE-mailで予約をしたのだが問題なかった。

チェックインを済ませ、ついでに明日出発のハロン湾ツアーをカウンターで手配してもらった。明日7時半に迎えが来るという。一泊二日4食付きで$15!!旅行業者がしのぎをけずっているため、こんなに安いのだとか。ちょっと普通では考えられない値段だ。

夕食はホテルの裏手にある通称・食堂街で海鮮しゃぶしゃぶを頂いた。エビ・イカ・はまぐり、牛肉にモツ、豆腐に湯葉まで入った豪華なモノ!野菜も1かごあって、2種類あるたれにつけて食べる。具を大体食べ終えたら今度は麺を二種類入れてくれて、スープに辛いたれを入れて頂いた。上の写真で二人前、たったの490円。

食後は散歩がてらに旧市街の南にあるホアンキエム湖まで散歩した。あまりの排気ガスに目が霞み、喉を痛めた。ハノイでの滞在はとても短いので、今日チケットがあるなら見てしまおう、と水上人形劇の劇場で開演時間をチェック。ちょうど20:00から始まるという。人形劇は4万ドンで、今回の旅で「どうしていいか分からない土産ナンバーワン」だった扇子とカセットテープのおまけ付き。水上というのがおもしろい。龍が火を噴いたり、人形が魚に襲われて木に登ったりと、なかなか見応えがあった。何より民族楽器の生演奏が楽しめるので時間のある人はぜひどうぞ。中でもBAOというベトナム特有の一弦楽器は人の声によく似た音域で、まるで人がうたっているかのよう。弾き方も他では例を見ない弾き方(始めは電子楽器・テルミンかと思った!)なので、要チェックだ。


ホテル情報

PhucLoi Hotel
128 HangBong, Hanoi, Vietnam
E-mail: phucloihotel@fpt.vn

*シングル$22(朝食付)から。屋上にはハノイの風景が楽しめる”スカイカフェ”があるらしいが、このときは寒すぎてやっていなかった。ジムも無料で使えるらしい。インターネットが出来るコンピュータが一台おいてあり、カウンターでは両替やツアーの手配などもやってくれる。新しくてキレイ、繁華街にも近くて動きやすい。


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